Waterbear

クマムシとは?

クマムシ緩歩動物(かんぽどうぶつ)の別名で、見た目がクマに似ていることから、その名が付けられたそうです。海外では、water bearsをも呼ばれています。非常にタフな生き物で、様々な環境下で生活できることから、長命虫(チョウメイムシ)という呼び名もあります。

最大で1.5mm程度の大きさでありながら、熱帯地域から極寒の地域、海底から高山地帯まで、ありとあらゆる場所に生息していることから、地球上で最強生物と呼ばれています。

水がなくても120年生き、摂氏150度から絶対零度(-272℃)まで耐え抜き、数分間は生きていられる。 且つ、真空状態でも、クリプトビオシス(タル状態、つまり仮死状態になること)により生きていられる。 且つ、人間の致死量約500レントゲンのX線を浴びても死なない。なんとタル状態のクマムシは、その約100倍の570000(57万)レントゲンまで耐えることが出来る。
且つ、通常体重の85%を占める水分を、0.05%まで減らし、極度の乾燥状態に耐えることが出来る。

このように、クマムシは様々な環境に適応することができるほか、真空状態でも自身を仮死状態にすることで延命できるとか。放射線に対して耐性があるというのも凄いですね。

クマムシ最強説の裏付けはそのDNA構成

クマムシが最強たる所以を裏付ける記事が公開されていたので紹介します。

 11月23日付の科学誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された論文によると、クマムシには全体の17.5%にも相当する大量の外来DNAが含まれているという。
ゲノム解析の結果、全く異なる複数の生物界に由来するDNAが含まれることが判明した。その大部分は細菌(16%)のものだが、菌類(0.7%)や植物(0.5%)、古細菌(0.1%)、ウイルス(0.1%)のDNAもあった。

生物の遺伝子に、外来生物の遺伝子が含まれることはありますが、これほど多い生物はいないそうです。

他の生物の遺伝子を取り込んで自分のものにするとか・・・、マンガのような世界ですね。

クマムシの生態

クマムシの食べ物

クマムシの食事ですが、肉食と草食の種類がいるとのこと。

基本的には動物や植物の体液(細胞液)を吸入しているようです。

クマムシの寿命

基本的にクマムシの寿命は半年程度と言われていますが、前述の仮死状態が続くと120年位は生きるそうです。

クマムシの写真


クマムシの動画